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中国の大気汚染とPM2.5対策高性能マスク [海外ニュース]




中国の大気汚染が深刻です!!

北京オリンピック以降、中国では近代化が一気に進み、大気汚染も大きく改善されたのでは?!
と思っていたら、実のところは一向に進んでおらず、更にひどくなっているようです。

先月などは中国本土の1/4、全人口の約半分6億人に影響が出たとの報道がありました。

これは、日本にとってもその他の近隣諸国にとっても、人ごとではありません。
汚染物質は偏西風に乗ってどんどん広がっているのです。


汚染物質の中で、特に問題となっているのが微小粒子状物質「PM2.5」

この「PM2.5」は、髪の毛の太さの1/30ほどの極めて小さい物質のため、
肺の奥まで入りやすく、多量に吸い込むと肺がんやぜんそく
引き起こす恐れがあると言われています。


工場の排煙や自動車の排ガスなどが主な発生源で、すでに日本国内西日本の各地などで
普段の濃度を超える値が観測されています。
さらに14日以降になると、西日本のほか、東北北部などでも飛来する汚染物質が
多くなる傾向にあると予測されています。


その一つの原因として、今月10日の春節(旧正月)祝賀行事が上げられます。
中国では1月元旦よりも大切な祝日の為、全国各地がお祝いムード一色に変わります。

特に、大晦日にあたる9日には中国各市で新年を祝う爆竹や花火が盛大に上がります。


その影響で、同日夜より大気汚染指数が急激に悪化。
花火も、数上がれば大変なことになるんですね。


ちょっと余談ですが、中国人は花火が大好きの様です。
出張で浙江省に1週間ほどいた時のこと。

毎日‘ポンポン・ポンポン’あちらこちらで花火が上がるので、
「何のお祭りですか?」と尋ねたところ「個人の家の新築祝い」だとか・・・

日本だと、花火は市や自治体単位で上げるのですが、中国では各家庭個人で上げちゃうんですね。


ただ今年は、中国当局が微博(ウェイボー=中国版ツイッター)上で爆竹・花火の使用を
控えるよう呼びかけたこともあり、国民の間でも自粛ムードが高まり
爆竹や花火を中止する人々が多かったということです。

そうは言っても、人口が人口ですからね。

『焼け石に水』

大気汚染の深刻さは、さほど変わっていないようです。


また、中国では暖房用の燃料として石炭を使う家庭がほとんどですから、
この生活環境がまた汚染物質の発生に拍車をかけています。

なので、冬場のこの時期、いろいろな条件が重なって「PM2.5」が大量に排出され、
それが風に乗り国境を越え日本に到達するのです。

その飛来した汚染物質PM2.5の対策としては、今のところ「高性能マスク」の着用しかありません。

PM2.5対策として有効なのは愛知・豊橋市の「くればぁ」で製造されている「PM2.5フィルターマスク」
このマスクを着用することにより、PM2.5を99.9%防げるということです。

ただしこのマスク、密着性を高めるため鼻の高さなどに合わせて作るオーダーメードです。
その為一枚4,998円と高額なのですが、それにもかかわらず全国から注文が殺到。
(※洗濯して、何度でも使えるマスクです!)

ただ今、「くればぁ」では人員も大幅に増員フル体制で製造にあたっているそうです。


使い捨てタイプの「PM2.5対策高性能マスク」もあります

             ↓↓↓









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